顔真卿展に行きました

 

 

新国立博物館で展示されている顔真卿の書を見に行ってきました。台北国立故宮博物院蔵の蔡姪文稿は迫力がありました。開館前に並んで入場したのですが、祭姪文稿の前は大人気で一時間待ちでした。悲しみと怒りを感情のままに一気に書いたこの書は美しく整った王義之の書を超えたのでしょうか?小さな文字ですがその迫力に圧倒されました。やっとたどりついても「立ち止まらないで!」とゆっくり鑑賞は難しかったです。王義之、王陽詢、顔真卿それぞれの書体、書風の違いが判るバーチャル筆法が画期的でした。